結論から言うと、高松宮記念は荒れることは少なく、基本的には堅い決着で決まることが多いレースであると言っておこう。
勝馬は過去10年で5番人気以下からは出ておらず、1?3番人気の3頭による決着が2回もある。二桁人気の馬も馬券に絡まないこともないが、過去10年で絡んだ二桁人気は全部で5頭おり、連対したのは1頭のみ。(高松宮記念の傾向(過去10年のデータ分析)参照)
一番最近で荒れたのは’07年のレースで、13番人気のペールギュントが2着に入着して馬単で¥52,980、3連単で¥546,450を叩きだした。この日は雨が振っており、レースが始まる時点では雨はやんでいたが、水を多く含んだ状態で馬場状態の発表は「重」でその日も異様な外差し馬場に。レースは道悪の馬場としては速めの流れで、外を回ってきたペールギュントが直線で伸びて2着に健闘した。
時計の掛かる馬場コンディションの時は狙い目か
ペールギュントが特別にすごい競馬をしたというよりは、特殊な外差し馬場が印象強く、これがレースが荒れた大きな要因であったように見える。こういう重い馬場で外差しが決まる状態になっている時は狙い目かもしれないが、基本的にはそう荒れることはないレースだと思っておいた方がよいかもしれない。
この時期は雨が降ることも多く、馬場が重くなることは決して珍しくない。’14年の高松宮記念も、連日の天候不良で馬場は荒れ、当日の馬場は不良馬場発表。この年も大外から8番人気のスノードラゴンが差してきて2着に食い込んできた。1,3着が3番人気と1番人気だったのでそこまで高配当ではなかったが、やはりレースが荒れる時は時計の掛かる馬場コンディションになっている時が多い。
そこまで時計が掛かる馬場でなければ人気に従い、馬場が重?の時は穴馬を絡めて高配当を狙いに行ってもいいかもしれない。
昨年の高松宮記念(2015)に引き続き今年も三連単勝負がアツい?!
強い先行馬2頭を軸に、相手には堅めと穴馬を絡めて絞った三連単の2頭軸で勝負。穴馬が来ればもう少し配当は見込めたが、怖い香港馬を馬券に入れておいて正解だった。そして軸2頭をピンポイントで的中できたことが何よりも嬉しかった。
【昨年の高松宮記念(2015)の的中実績】
?軸馬?
- ?ハクサンムーン(6番人気)
- ?ミッキーアイル(3番人気)
?相手?
- ?エアロヴェロシティ(4番人気)
- ?サドンストーム(10番人気)
- ?ダイワマッジョーレ(2番人気)
- ?トーホウアマポーラ(13番人気)
- ?ストレイトガール(1番人気)
?三連単配当?
????? ¥81,560
今年も逃げ馬が多数揃っているが、一体どの馬が残るだろうか。先週の中京は雨の影響もあってか外差しも決まっている。逃げ・先行が多く、差し馬勢にとっては有利な展開も・・・。取捨選択は困難を極める。
しかし今年は逃げ馬ハクサンムーンやローレルベローチェが妙味あるオッズとなっており、今年の三連単は高配当が見込めるかも?!今年の高松宮記念は三連単で勝負が絶対にアツい!